枕や寝具は清潔に!

AGAに限らず、抜け毛の原因として頭皮の汚れ(フケや皮脂の溜まりすぎ)がありますが、毎日しっかりと頭を洗い、清潔にしているという人でも、見過ごしやすいポイントがあります。それが、1日の3分の1近くを過ごす寝床に関してです。

寝床には細菌やダニがいっぱい?

枕や寝具は汚れがたまりやすく、細菌などが繁殖しやすい環境です。毎日のシャンプーでしっかりとフケを落としているつもりでも、完全に洗い流すのはなかなか難しく、その洗い残したフケが睡眠中に枕に付着します。

睡眠中は髪の毛も抜け落ちますので、その髪の毛も枕に付着して細菌やダニが発生しやすい環境になってしまいます。このような細菌やダニが発生しやすい状態で使い続ければ、細菌等が毛穴から入り込み、毛母細胞に影響し抜け毛が発生します。

皮膚常在菌の存在

「知らなければよかった雑学」になるかもしれませんが、私達の皮膚上には、マラセチュアや皮膚ブドウ球菌、アクネ桿菌等、雑菌類の一種である、「皮膚常在菌」が約20~30種類程も存在しています。頭皮の脂やフケなどをエサに繁殖・増殖していき、増えすぎた細菌類は毛髪の生長サイクルを乱す働きをし、 それが異常脱毛による抜け毛や薄毛の原因の一つとなることもあります。

そして、存在している皮膚常在菌の数ですが、なんと1c㎡当たり数十万から数百万個も生息しており、皮膚細胞の生命活動と密接に関わりながら、一定のバランスを保っているのです。

もちろんこれらの菌類は目に見えませんが、顕微鏡等で除いてみると、あまりの多さにきっとめまいを覚えることでしょう。(Googleの画像検索で菌類を見ることができますが、苦手な方は見ないほうが良いでしょう)

皮膚常在菌の働き

頭皮は髪の毛によって「密林」のような状態になっていますので、他の皮膚に比べて皮膚常在菌が特に多く生息しています。既述したように、増えすぎた常在菌は毛穴を詰まらせ、炎症やかゆみ、抜け毛等を引き起こしてしまいますが、常在菌は私達の体を守るために必要な存在でもあるのです。

この皮膚常在菌は皮脂成分や古くなって剥がれ落ちた皮膚片・汗などを栄養として脂肪酸を造り、保湿成分の生産や紫外線皮膚透過の抑制、活性酸素を分解する物質の生産などをおこなっています。さらに、雑菌や病原菌の定着侵入を抑制する「バイオフィルム」の役割を持っています。

菌繋がりとなりますが、例えば私達の腸内にもたくさんの菌が住み着いています。中でも有名なのが善玉菌や悪玉菌といった菌類で、それらの菌類がバランスよく腸内に存在する事で、健康な腸内環境を維持することができるのです。そして、この善玉菌と悪玉菌のバランスが崩れることで、様々なトラブルが起こってしまうのです。

寝具を清潔にしてダニや菌類の繁殖を防ぐ

このように、皮膚常在菌は私達が健康に生きていく上でも必要なのですが、増えすぎてしまえばトラブルの原因となってしまいます。何事もバランスということなのですが、枕や布団を清潔に保つことで、体に付着している菌類がそれ以上増えることを防ぎ、頭皮やその他の皮膚の状態を正常に保つことに繋がります。

あなたの枕を一度しっかりと観察してみてください。なにやら黄色っぽくなっていませんか?脂ぎった臭いはしないでしょうか?そういった状態の枕には、細菌やダニがたくさん繁殖していますので、今すぐ綺麗に洗ってしまいましょう。

また、枕の上にタオルを一枚巻き付け、そのタオルを毎日交換するといった方法でも、ダニや細菌の繁殖を抑える事ができますので、さっそく今晩から実践してみましょう!

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