手術から毛が生え揃うまでの流れ

ミノキシジルやフィナステリドを使った育毛剤での発毛治療と同じく、自毛植毛も毛が生えてから、しっかりと生え揃うまでには時間がかかります。綺麗に髪の毛が生え揃うまでの期間は、個人差もありますが半年から1年はかかると言われています。

このページでは、実際に手術を受けてから発毛に至るまでの流れを説明しています。手術をこれから受けようと考えている方の参考になれば幸いです。

自毛植毛の手術の流れ

実際の手術の流れに関しては、基本的には以下の様な流れで行なわれますが、各クリニックによって多少の違いはありますので、詳細についてはカウンセリングの際に質問を行ないましょう。

カウンセリング

クリニックでまず最初に行なわれるのが、専門医師による診察とカウンセリングです。通常は初診の際に行なわれ、この診察の間に必要な検査や各種の問診、希望する髪形や現在の状態に適した植毛プラン等の説明を受けます。

ある程度の知識を持って望む場合でも、このカウンセリングの時間で手術に掛かる費用や手術方法、その他の心配事を納得がいくまで質問してみましょう。ほとんどのクリニックは、親身になってしっかりと話を聞いてくれる筈です。

逆に言えば、カウンセリングの内容に疑問を感じたり、特定の金額の高いプランばかりを勧めてくるようなクリニックはやめておいたほうがいいといえます。

ネットの口コミの評判だけを鵜呑みにせず、このカウンセリングに最も時間をかけてもらいたいと思います。カウンセリング内容の良し悪しで、その病院の本当の評価が分かるはずです。

症例数が多ければそれだけ担当医師の知識が深く、説明も安心できるものとなるはずなので、少しでも疑問に思った場合は、複数のクリニックでカウンセリングを受け、納得がいくまで話し合ってみましょう。

移植する毛髪(ドナー)を採取

ここから手術の流れとなります。まず、移植する毛髪が残っている側頭部や後頭部に局所麻酔を行い、必要となるドナー(グラフト)を採取します。この麻酔については、チクっとした痛みを感じる人や、あまり気にならないといった人もいますが、歯医者で受けるような麻酔程の痛みはありません。

これ以降は痛みを感じずに手術が行なわれます。

ドナー部の縫合

グラフトを採取したドナー部を縫合していきます。クリニックによって違いますが、最近では縫合には時間が経てば解けてなくなる吸収糸が使われるので、抜糸を行なう必要がありません。

ドナーの株分け

ドナーの縫合中に、人の手または専用機器により株分けが行われます。手作業による株分けの場合、きめ細かい切り分けが可能となりますが、採取後は時間の経過と共にドナーの鮮度が失われていくことから、株分けスタッフの高度な技術が要求されます。

これに対し、機械で株分けされる場合は、時間と労働費を削減できる一方で、ドナー(グラフト)のロスは手作業に比べ多くなります。一見すれば機械の方が正確に株分けできるのでは?と考えてしまいがちです。たしかに、機械式は時間の短縮は可能かもしれませんが、機械的に株分けすると、傷つけてはいけない箇所まで傷をつけてしまう可能性が高く、手作業のようなきめ細かい株分けは難しいといえます。

海外での自毛植毛では、専用機器による株分けはあまり行なわれていないことからも、手作業による株分けの方が確実に定着率も上がるということが分かります。

ちなみに、ドナーの株分けにはサイズによる種類があり、ダブルフォリキュラーグラフト、フォリキュラーグラフト、マイクログラフトといった種類に株分けされ、移植の際に埋め込む箇所に適した大きさのグラフトが使われます。

移植先部分の作成

株分けしたグラフトを薄毛が気になる部分(移植先部分)へ移植するため、薄毛部分にスリットと呼ばれる切れ込みやホールと呼ばれる穴を開けて、移植先の元となる下地を作成していきます。

グラフトを移植

移植先部分の作成終了後、グラフトが移植されます。ボリュームをつけたい部分や生え際など、場所や希望する目的などによって、先程作成された、大きさの違うグラフトが使い分けられます。

移植終了後

グラフトの移植後、感染防止のために洗浄とドライヤーによる乾燥が行われると共に、縫合部分の傷口を保護するため包帯が巻かれます。

以上で自毛植毛の手術は終了となります。術後のカウンセリングの時にも医師に色々と相談して、手術後の不安や悩みを解消しておきましょう。局所麻酔が切れると、縫合部分に痛みを感じることもあるので、術後には薬の飲み方や生活面での注意、洗髪方法などについて、詳しい説明があります。

術後のカウンセリングが終わると、その日で帰宅となります。 その後、ドナーの縫合に吸収糸を使っていない場合であれば、約2週間ほどで抜糸が行なわれ、自毛植毛は終了となります。

術後にもし、何か違和感やトラブルがあった時には早いうちに医師に相談するようにしてください。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク