ミニ・グラフト法(マルチ・フォリキュラー・グラフト/Mfu株)

ミニ・グラフト法は、マイクロ・グラフト法と同じく、パンチ・グラフト法の仕上がりが悪いという欠点を解消するために考案された手法です。グラフト(移植元となるドナー)を4~6本(1mm~2mm程の大きさ)の大きさで取り出し、植毛していく方法です。

パンチ・グラフト法によるグラフトの大きさに比べて、約3分の1程の大きさとなっています。

ミニ・グラフト植毛のメリット

パンチ・グラフト法の欠点は、採取するグラフトが大きく(毛髪10~15本、直径は3mm~4mm)、その仕上がりに不自然さが出ていました。しかし、ミニ・グラフト法では、グラフトの大きさが2分の1から3分の1程の大きさとなったことから、その不自然さを解消することができます。

不自然さの解消に至った理由としては、グラフト(株)が小さくなったことで、毛髪の角度や方向に自由度が増し、他の髪の毛との間隔も狭くなったことから、より自然な仕上がりを実現することが可能となったのです。

ミニ・グラフト植毛のデメリット

採取するグラフトの大きさが小さくなったことから、取り出しや植え込みには高い技術力が必要となります。これは、担当医師だけでなく、施術を手伝うクリニックのスタッフにも同様で、クリニック全体の高い技術力が要求されます。

これはマイクロ・グラフト法FUT法等、自毛植毛全般に言える事ですが、施術を受けるクリニックによって、薄毛の改善の満足度は変わってきます。技術が未熟なクリニックによる施術では、ショックロスの可能性も高くなってしまい、場合によっては施術を受ける前よりも薄毛となってしまう等の危険性も含んでいるのです。

自毛植毛を受けるにあたっての注意点

クリニックの言うことを鵜呑みにせず、自分自身でも自毛植毛に対する知識を身に付けておくことは、安心できる良いクリニックにめぐり合うための確立を上げる手助けにもなります。(信頼できる自毛植毛クリニックの選び方j)

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