フラップ法(頭皮弁移植法)

フラップ法とは、側頭部や後頭部など、AGAの影響を受け難い部位(薄毛になりにくい部分)を、薄毛となっている頭頂部や前頭部を覆い隠すように移動させ、頭皮を移植する植毛法です。「フラップ」とは、この三辺を切り離した頭皮弁のことを指しており、別名「頭皮弁移植法」とも呼ばれています。

移動方法にはいくつかの種類があり、主な方法としては左右両側から頭皮弁を切り取り、前頭部及び頭頂部の薄毛の部分を両側から半分ずつカバーする場合と、片側からのみ頭皮弁を取り、端から端までを一枚の頭皮弁でカバーする場合が一般的な方法となります。

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パンチ・グラフト法と同じく、現在ではあまり使われていない植毛法です。

フラップ法(頭皮弁移植法)のメリット

様々な手法が存在している自毛植毛の中でも、最も広範囲に渡って植毛することが可能で、しかも短時間で手術を行なうことができる手法です。

一度に約4000~8000本もの毛髪を移植することが可能で、薄毛になると中々元に戻らない生え際等にも植毛することが可能です。

フラップ法(頭皮弁移植法)のデメリット

メリットに対してデメリットが大きく、パンチ・グラフト法と同様に、現在ではあまり使われていない植毛法です。その大きな理由として以下の二つが挙げられます。

仕上がりが不自然になる

移植元となる側東部や後頭部の頭皮三辺を切り離し、それらを移動させて移植するため、髪の毛の方向や角度がどうしても不自然となってしまいます。これは、一辺を回転させて移植するという方法を取っている以上、回避が難しい問題となります。

頭皮弁の壊死(えし)

発生率は極めて稀ですが、頭皮を移植した後に合併症が起きた場合、移植部分の毛髪が抜けるのは勿論、移植部位に大きな凹凸の痕が残ってしまいます。

頭皮弁の壊死の原因は、移植の際、残された一辺を通る主要血管を残さずに切除、或いは血管を傷つけてしまったことによる血流不足よって起こると言われています。

このように、フラップ法では細かい血管を傷つけないよう、細心の注意を払いながら手術を行なう必要があります。これには、担当する医師の高度な技術力が不可欠であり、確かな技術を持った医師が施術に臨まなければ、極めて危険な植毛法となってしまうのです。

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