ハミルトン・ノーウッド分類でAGAの症状を把握する

AGAによる抜け毛進行の特徴のページでは、抜け毛がどの部分から進行していくかのパターンについて説明しましたが、このページではAGAの症状に関して、もう少し掘り下げた内容を紹介していきます。

ハミルトン・ノーウッド分類で現在の症状を把握する

AGAの治療には、頭頂部や生え際の薄毛、進行具合に関わらず、フィナステリドやミノキシジルを利用した投薬治療を行なうことが一般的です。しかし、進行具合によってはその投薬の効果に差が出てきますので、現在の自分の症状を把握した上で、ベストな治療法を選択していくことが大切です。

そこで用いるのが、AGAの症状を把握するのに役立つ「ハミルトン・ノーウッド分類」です。ハミルトン・ノーウッド分類とは、アメリカのハミルトン医師が「男性型脱毛の進行パターンを7つのステージに分類」したもので、この分類表を使って、現在のAGAの状態がどの程度進行しているかの判断指標とします。

AGAを大きく分類すると、以下の2タイプに分けられます。

  • 前頭部の生え際が後退するM型
  • 頭頂部から抜け毛が増えていくO型

通常は、上記のどちらかが進行していくタイプとなりますが、この両方が同時に進行する場合もあります。そして、日本人に最も多いタイプとしては、頭頂部がメインで脱毛していくVertex Ⅱ型と言われています。Vertex Ⅱ型とは、俗に言う「カッパハゲ」の状態で、生え際はまだ大丈夫ですが、頭頂部は目に見えて薄くなっている状態のことを指します。

以下はAGAの進行具合を段階で分け、さらに詳細に分類レベルで分けたハミルトン・ノーウッド分類となります。先程説明した「Vertex Ⅱ型」は、第一段階の分類レベル2(Vertex型)のことです。

第一段階

  • 分類レベル1:脱毛が始まっていないか、始まっていても気付かない程度
  • 分類レベル2:生え際から進行し始めているが、見た目的には問題のない状態
  • 分類レベル2(Vertex型):生え際からの進行と共に、頭頂部がO型に脱毛してきた状態

第二段階

  • 分類レベル3:生え際から徐々に進行が目立ち、頭髪全体のボリュームもなくなった状態
  • 分類レベル3(Vertex型):レベル3の状態に加え、頭頂部がO型に進行してきた状態
  • 分類レベル4:生え際から頭頂部にかけて進行している状態。

第三段階

  • 分類レベル5:生え際から頭頂部にかけて進行し微妙につながっているような状態
  • 分類レベル6:生え際から頭頂部にかけてかなり進行している状態
  • 分類レベル7:全体的にかなり進行している状態

以下の表は、先ほどの分類に対応した、具体的な治療法や頭髪状況を表すものです。薄毛・抜け毛が気になる方は、一度参考にした上で、現在の自分の状態がどの程度のレベルに達しているのかを確認してみてください。

頭髪状況(症状) 治療方法 治療目的
段階前 進行無し。 何もしない育毛シャンプー

育毛剤

問題は無いが、頭皮ケアで薄毛リスクを低減させる
第一段階(1~2) 毛髪量はまだ気にならないレベルだが、抜け毛が気になる人や、AGAかもしれない人。またAGAの進行が始まった人。 育毛シャンプー育毛剤

AGA治療薬

育毛シャンプーや育毛剤で頭皮ケアを施しながら、AGA治療薬で現状維持と発毛を促進する。
第二段階(3~4) すでに進行している人。既にAGAと診断され、AGA治療を行っている人。 AGA治療薬HARG療法 通常のAGA治療を行なう。ある程度進行したAGAにはHARG療法を併用してのAGA治療。
第三段階(5~7) 毛髪がまったく無い部分がある。 かつら、植毛 AGA治療、HARG療法でも発毛を期待出来ないことはないが、毛母細胞が死んでいる部分の発毛は絶望的。植毛やかつらを選択。

薄毛治療に高い効果が期待できるレベルは、ハミルトン・ノーウッド分類で言えば「分類レベル3型まで」と言われています。これは、薄毛が進行した状態でも、母毛細胞が生きていれば再び生やす事が可能だからです。

しかし、分類レベルの5型までAGAが進行してしまうと、治療の可能性や発毛効果はかなり下がってしまう傾向にあるようです。AGA治療はなるべく早く行なうほうが良いとされている理由については、以下のページで詳細に書いています。

>>AGAの治療は出来るだけ早く行なう

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