プロペシア(フィナステリド)にも耐性は存在するのか?

薬理学の用語で「耐性」という言葉があります。簡単に言えば、長く使い続けた薬に対して、抵抗力が付いてしまい、薬としての効果が落ちていくことを耐性と呼びます。⇒薬剤耐性(wikipedia)

そして、プロペシア(フィナステリド)にも耐性が存在していると言われており、長く服用していくことで効果が薄くなる、または効果が無くなってしまうと言われています。

プロペシアには耐性があるという意見

冒頭で説明したように、プロペシアを長く服用していると、育毛剤の効果がだんだんと薄れていき、ある日を境に再び抜け毛が目立つようになってきます。

とある臨床実験の報告によれば、プロペシアを服用して3年目までは順調に発毛が見られたが、5年目以降から発毛の増加に陰りが出てきたという結果があります。

しかし、これはあくまで臨床実験の一例であり、「全ての人に耐性が現れるというわけでは無い」という声も聞かれます。

プロペシアには耐性は無いという意見

一方、プロペシアには耐性は存在しない、という意見が有力とされる理由の一つに、フィナステリドと発毛の関係の仕組みがあります。

プロペシアの効果・効能・副作用でも書いたのですが、フィナステリドには、抜け毛を発生させる原因となる男性ホルモンが生成されるのを抑制する働きがあります。

そして、AGAによる薄毛は、毛根が消滅したから毛が抜け落ちるのではなく、悪玉男性ホルモンの作用によって、ヘアサイクルが乱れてしまい、長く太くなる前に髪の毛が抜け落ちてしまうことが、薄毛となる要因となっているのです。

この様に、フィナステリドは悪玉男性ホルモンを抑制する働きをもつ成分であり、髪の毛を生やす効果があるわけでは無いのです。

フィナステリドに髪の毛を直接生やす効果があり、上記の臨床実験のように、数年で発毛効果が薄れてきたというのであれば、耐性があるといえるのですが、上記の理由により、プロペシアに耐性があるとは考え難いという意見が一般的と言えるのではないでしょうか。

さらに数十年経てば解明されるかも?

フィナステリドによる薄毛の治療は、開始されてからまだ日が浅いので、耐性に関する情報がまだまだ少ないのが現状です。

これは、インプラントやレーシックにおいても同様のことが言えるのですが、歴史がまだ浅い医療においては、数十年後にどうなるのかは、まだ誰にも分からないのです。

結局は、自分の体験としてフィードバックしていくことになるのですが、それでも、プロペシアに耐性が存在したとしても、完全に薄毛となってしまう進行具合を遅らせることはできるでしょう。

人間はみな、平等に老いていきます。加齢に伴い、薄毛も年相応に進行していきます。それでも、薄毛に対して何らかの対策を講じていたことで、将来的に同年代よりも髪の毛を残す事はできるかもしれません。

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