タンパク質は髪の原材料 髪の毛とケラチンの関係とは?

育毛に効果的な栄養素として有名なものに、タンパク質と亜鉛、そしてビタミンがあります。これらは育毛のための三大要素といっても過言ではなく、髪の毛を生成するために必要不可欠な栄養素なのです。

タンパク質は髪の毛の原材料

髪はケラチンというタンパク質でできています。髪を育てるには髪の原料になるタンパク質がなければなりません。タンパク質を摂っていないのに育毛剤を使っても、髪の原料不足で育毛効果を得にくいでしょう。

タンパク質を多く含む食べ物は、肉・魚・卵・乳製品・大豆などです。これらの食品には脂肪分を多く含む食品が多いので、ダイエットや健康状態が気になるという人は、食べることを控えているかたもいるかもしれません。また、ラーメン、おにぎり、パンなど単品メニューになりがちな方もタンパク質が不足しています。

タンパク質をしっかりと摂って髪の毛に栄養を送る

育毛のためには、毎食タンパク質を摂る必要があります。しっかり摂っているつもりでも消化吸収が悪く補給できていない可能性があるので、3食毎回タンパク質を摂るようにしましょう。外食の場合は定食を選ぶとタンパク質をしっかり補給できます。

肉ばかりでなく、植物系のタンパク質も摂るようにしてください。肉には飽和脂肪酸が多く含まれていて、摂りすぎると動脈硬化や脳梗塞などのリスクを高めます。皮脂分泌を促す働きもあり、過剰摂取で皮脂分泌が促進されて毛穴がつまり、髪が抜けやすくなります。

魚と大豆中心の食生活は髪の健康も維持する

魚に含まれる油のほとんどがEPAやDHAという不飽和脂肪酸です。肉や卵などに含まれる飽和脂肪酸と違って体によい油なので、魚は脂肪分をあまり気にせずに食べて大丈夫です。

大豆は低カロリー、高タンパク質の食品です。コレステロールゼロなので健康を気にする人におすすめです。納豆、豆腐、湯葉、味噌、豆乳などさまざまな大豆製品があるので、いろいろな料理を楽しめます。

大豆に関しては、以下の別記事で詳しくまとめていますので、興味の有る方は一度目を通してみてください。

豆乳で育毛?髪の毛を育てる大豆の栄養素とその作用をまとめてみた

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