長時間の圧迫や、髪を強く引く髪型などの機械的な力は脱毛の原因になります。原因を早く減らすことが重要ですが、赤み・痛み・瘢痕を伴う場合は診断が必要です。
結論
- 手術や臥床後の局所的な圧迫と、強い結束・編み込みによる牽引は別の状況です。
- 同じ部位へ繰り返し力がかからないようにします。
- 毛穴が見えない、炎症が続く、範囲が広がる場合は皮膚科へ相談します。
圧迫性脱毛症
長時間同じ姿勢で頭部が圧迫された後などに、限局した脱毛が起こることがあります。皮膚の痛み、腫れ、潰瘍を伴う場合は早めの評価が必要です。
牽引性脱毛症
ポニーテール、編み込み、エクステンションなどで髪が繰り返し強く引かれると、生え際や結束部を中心に脱毛することがあります。きつさや頻度を減らし、髪型を休ませます。
自己判断しない方がよい所見
機械的な力を減らしても変化が続く場合は、別の脱毛症が重なっていないか確認します。原因となる髪型や処置、発症時期が分かる写真があれば診察時に伝えてください。
- 赤み、鱗屑、かさぶた、膿、強い痛み
- 円形に急に広がる
- 毛穴が消えたように見える
- 原因を減らしても改善しない
関連情報
旧記事から訂正した点
| 旧記事の問題 | 今回の対応 |
|---|---|
| 圧迫だけで診断できるように説明 | 牽引性脱毛症や他疾患との鑑別を追加 |
| 自然に治ると単純化 | 瘢痕化と受診目安を明記 |
参考資料
更新履歴・編集方針
この記事は2026年8月30日に全面改稿しました。 圧迫・牽引の違いと、皮膚科へ相談すべき所見を追加しました。 医学レビューは未実施です。
改訂履歴
- 初回公開日:2012年12月18日
- 2026年8月30日:公的資料と現在の制度に基づき全面改稿(医学レビュー未実施)
