フィナステリドを有効成分とする育毛剤には、いくつかの種類があります。最も有名なフィナステリド錠剤はプロペシアですが、それ以外にも以下のフィナステリド錠剤があります。
フィナステリドを利用した育毛剤は、アメリカやインドで開発・販売されており、また、ジェネリック医薬品(後発医薬品)といって、特許が切れた医薬品を、他の製薬会社が安価に製造&供給していることから、プロペシア以外にも様々な種類が販売されているのです。
ただし、これらの製品の中には、正確に言えばジェネリックでない医薬品も含まれています。フィナステリドの含有量がプロペシアと同じ(1mg)ということもあり、世間一般ではジェネリックという位置づけとなっているようです。
フィナステリドの含有量が同じなので効果はどれも同じ?
実際にプロペシアとフィンペシア、またはそれ以外のフィナステリド錠剤を使い比べてみたユーザーの意見としては、「どれを使っても大きな差は感じられない」というものが多いようです。
中には、「プロペシアの方がよく効いた」という感想も見受けられますが、大半の意見としては「違いが良く分からない」といったものです。
基本的に、フィナステリドは1日に1mgで十分に効果を発揮するといわれています。そして、1日に1mg以上を摂取したとしても、総合的な効果に違いは無いとの臨床データもあります。
なので、含まれているフィナステリドの量が同じであれば、効果に大きな差異は無い、ということになります。
それでも、先にも書きましたが、「プロペシアが一番効果を体感できた」という意見もありますので、育毛剤の入門として、まずはプロペシアを使ってみるのが良いでしょう。
プロペシアとキノリンイエロー問題
プロペシアには、キノリンイエローと呼ばれる成分が含まれています。この件に関しては、キノリンイエローは危険なのか?で詳しく書いていますので、そちらをご覧下さい。
キノリンイエローが人体に害を及ぼすということは、プロペシアが日本でも認知されるに従い、噂も広がっているようなのですが、あくまでも噂の域を出ない情報であり、その危険性が証明されたわけではありません。
しかし、危険と噂されるものであれば、できれば使いたくないというのが心情です。そういった方々は、キノリンイエローフリーのAGA治療薬もちゃんとありますので、心配であればそちらのフィナステリド錠剤を利用すれば良いでしょう。
気にしすぎることも、髪の毛にとってはストレスとなるかもしれません。憂いは早めに解決して、薄毛改善に集中して取り組んでいきましょう。