AGA(男性型脱毛症)とは?のページで紹介した、AGAの主な症状と同じような内容となるのですが、このページでもAGAの主な原因に関して書きたいと思います。
AGAの症状
- 抜け毛が多い
- 毛が細くなった
- 毛が昔に比べて伸びなくなった
- 地肌が透けて見える
- 髪のセットがしづらくなった
- 頭皮や髪の毛が脂っぽい
- 髪が少なくなることが不安
これらはAGAに良く見られる一般的な症状ですが、最も多く見受けられるパターンは、頭頂部が薄くなり、生え際が後退し始める症状でしょう。この二つは男性の薄毛の典型的なパターンでもあり、それぞれ「M字型」「O字型」と呼ばれています。
M字型
M字型はこめかみの上あたりから生え際が後退しはじめる症状です。AGAの症状として、まずはこのM字型で薄毛が進む事が多いのですが、それはAGAの原因である「5α還元酵素」が、主に額に分布しているためです。
また、M字型の薄毛の改善は難しいとも言われています。理由としては、M字部分のAGAをそのまま放置してしまった結果、一番最初に発生したM字部分の発毛サイクルが非常に短くなっているためです。サイクルが短くなってから時間が経っているために、正常なサイクルに戻すのに時間がかかることから、改善が難しいとされています。
O字型
O字型は頭頂部を中心に、円を描くように広がっていく症状で、いわゆる「てっぺんハゲ」の状態です。M字型⇒O字型とAGAが進行した場合、O字型の薄毛はまだ改善できる可能性があります。
M字型もO字型も、名前の由来はアルファベットのMとOに形が似ていることから、こう呼ばれています。
ちなみに、以外かもしれませんが、AGAは実は女性にも起こります。但し、その場合は「女性男性型脱毛症」、あるいは「びまん性脱毛症」と呼ばれいてます。男性型脱毛症とは原因が違うため、区別するためにこのように名前が付けられているのです。
AGAの症状はゆっくりと進行する
AGAは、抜毛や薄毛がゆっくりと、確実に進行していく特徴があります。薄くなる箇所は、M字型(額の生え際)かO字型(頭頂部の髪)のどちらかのパターンが多く、中にはこの双方が同時に薄くなっていくパターンもあります。
ただし、AGAでは普通、うす毛になっていても、うぶ毛は残っています。毛包が存在している限り、髪の毛は太く長く育つ可能性がありますので、決してあきらめる必要はありません。