老化で毛穴の小器官が消失!高齢化で脱毛する仕組みを解明か?コラーゲンの摂取で薄毛が治る?

皆さま、あけましておめでとう御座います(この記事を書いている時点で、もうすでに2月なのですが・・・)。これが今年1回めの更新となりますが、2016年も当ブログを宜しくお願いします。最近はあまり身になる内容を書けていないのですが、今年は薄毛と「食」にスポットを当てた記事を書いていこうと目論んでおります。

さて、当記事のタイトルでも書きましたが、YahooのTOPニュースで薄毛に関するネタが出ていたので紹介します。そして、ニュース記事に書かれている内容のうち、重要な点が3箇所程。

  • 老化によって毛包が縮小して消えてしまう
  • コラーゲンが足りなくなると薄毛も進行する(?)
  • 17型コラーゲンが幹細胞の老化を防ぐ

ニュース記事はこちら。太字部分は特に注目したい内容となります。

毛穴の小器官が消失=高齢化で脱毛、仕組み解明―必須物質も発見・東京医科歯科大

年を取ると毛が薄くなり抜けてしまうのは、毛を生み出す幹細胞が老化し、毛穴の小器官「毛包(もうほう)」が次第に縮小して消えてしまうためだと分かった。東京医科歯科大や米ニューヨーク大などの研究チームがマウスの背中の毛と高齢女性の毛髪で解明し、5日付の米科学誌サイエンスに発表した。
幹細胞の老化を防ぐには、細胞と基底膜を結び付ける「17型コラーゲン」が必須であることも発見。東京医科歯科大の西村栄美教授らは17型コラーゲンの分解を防ぐ物質を探し始めており、西村教授は「5年から10年の間に薬ができれば」と話している。

毛包の縮小は男性ホルモンによる男性型脱毛症に特徴的な現象と考えられていたが、高齢化でも進むことが確認された。早期に17型コラーゲンの分解を防げば、毛を長期間、維持できるという。

毛包では幹細胞が自ら増殖するとともに毛を作る細胞を供給しており、通常は毛の成長と脱毛、休止のサイクルを繰り返している。しかし、年を取るとDNAの損傷を修復できなくなり、17型コラーゲンが酵素で分解されてしまう。

その結果、毛包の幹細胞が本来の能力を失って表皮の角化細胞に変わり、毛包自体も次第に縮小し消失する。17型コラーゲンが分解されると、毛髪を黒くする色素の幹細胞も枯渇して白髪になる。

研究チームはマウス実験の成果を人間で調べるため、大分県別府市の「くらた医院」の協力を得て、顔のたるみやしわを取る美容整形手術で切除された側頭部の皮膚を分析した。55~70歳の女性は若い女性に比べ、縮小した毛包が多く、17型コラーゲンの減少を確認できた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160205-00000008-jij-sctch

というわけで少しコラーゲンと薄毛に関して少し調べてみました。

日本で行った実験の結果ではありませんが、アメリカで実際にコラーゲンを被験者に摂取させて髪の毛が太くなるのかが、実験されたのです。 その結果が、髪の毛が約10%太くなったとのことです。

コラーゲンは髪の毛を太くし、薄毛を予防してくれる効果はあります。ただ、育毛効果はありません。 コラーゲンを摂ることで抜け毛は減るので、薄毛を予防できる効果はあるのですが、発毛させる効果はないです。

皮膚の真皮は70%がコラーゲンなのでコラーゲンを食べると美肌に良いといわれるのです。 もちろん、毛根があるのも真皮ですから、コラーゲンを摂取することによって、 真皮が丈夫になり、抜け毛予防の効果があることが実験でわかっています。

アメリカで1日14gのコラーゲンを2ヶ月間、被験者に対し飲ませる、非常に注目すべき実験が行われました。この実験の結果で分かったのが、コラーゲンに髪の毛を太くする効果があるといったことです。抜け毛に関連があるかは分かりませんが、髪の毛が太くなったということは、それだけ健康的な毛になったといえます。

色々と出てきますが、当ブログを含めたアフィ系サイトが検索上位を占めているため、情報の真偽はわかりませんでした。コラーゲンは摂取しても身体にあまり吸収されないものという認識があったのですが、髪の毛が太くなったり、頭皮が健康になるという情報がたくさん出てきます。

今回のニュースは他のメディアでも大きく取り上げられているようです。今後の研究結果に大いに期待します。

おまけ コラーゲンに関するその他の記事

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