ストレスは私達の体に様々な影響をもたらしますが、髪の毛に関しても、ストレスは大きな影響を及ぼします。ストレスを受けることによって、以下の流れで脱毛へと繋がってしまします。
- ストレスを受ける。
- 自律神経が緊張する。
- 毛細血管が収縮する。
- 血行が悪くなる。
- 毛髪へ栄養が届かない。
ストレスに関しては、そもそもストレスとは何か?をご覧下さい。
ストレスによる不眠が脱毛を招く
ストレスを受けると、私達の脳内では「ノルアドレナリン」という脳内物質が分泌されます。ノルアドレナリンが分泌されることで交感神経が刺激され、脳は興奮状態になります。すると、神経が過敏になってしまい、なかなか寝付けなかったり、眠りが浅くなってしまいますので、良い睡眠をとる事が出来なくなってしまいます。
睡眠不足も脱毛に影響する原因の一つなので、ストレスは間接的にも抜け毛や薄毛の要因を作っているのです。
男性型脱毛症とストレスの関係
一般的に、ストレスが薄毛の原因になるというのは、なんとなくでも関係があるのではないか?と思っている人も多いと思います。ですが、遺伝や男性ホルモンが原因となるAGA(男性型脱毛症)にはあまり関係が無いとされています。
ストレスが直接の原因となり、脱毛の症状が出るもので有名なのは、円形脱毛症や休止期脱毛などがあります。これらの脱毛症は、特に強いストレスを急激に受けた場合等に起こります。この強いストレスは、仕事で受けるようなストレスよりもさらに強度の、トラウマになってしまうレベルのストレスにより引き起こされることが多いようです。
ですが、ストレスも間接的に抜け毛の原因を作っていることも事実です。AGAの症状では無く、ストレスがもたらす毛髪や体への影響には、以下の様なものがあります。
- 血行が悪くなり、頭皮が緊張して固くなる。
- 皮脂の分泌が多くなる。
- 胃腸などの内臓疾患にかかりやすくなる。
- 内分泌(ホルモン)系に異常をきたす。
- 神経系や精神疾患の異常。
このように、ストレスは毛髪だけでなく、体のあちこちに影響を与えてしまいます。日々の生活からストレスを完全に無くすことは容易なことではありませんが、少しでもストレスを軽減できるような生活を送ることも、抜け毛や薄毛の悩みを解決する糸口になるかもしれません。
ストレスホルモンを抑えて脱毛をブロックする育毛剤
ストレスホルモンとは、人間がストレスを受けた際に分泌されるホルモンのことで、このストレスホルモンが、円形脱毛症等の直接の原因になると考えられています。そして、ストレスホルモンによって髪の毛が抜けてしまう原因を直接叩いて抜け毛を減らすことができる育毛剤にはスペクトラルF7があります。
この育毛剤には、2011年ごろに新たに発毛効果があると分かった成分、アストレシンB(Astressin-B)と呼ばれる成分も含まれており、プロペシアやミノキシジル系の育毛剤と併せて、薄毛治療の「第3の矢」となりうる可能性を秘めています。
>>【朗報】ストレス阻害物質「アストレシンB」に発毛効果を発見 実験中に偶然/UCLAなど