AGA(男性型脱毛症)の前兆や兆候はいくつかありますが、最も分かりやすいのが、突然の抜け毛の増加です。
頭皮環境のバランスが取れている成人男性で、1日に抜ける髪の毛の本数は100本前後(1日の抜け毛の本数)と言われていますが、明らかにそれ以上に抜け毛が発生している場合は、AGAをはじめとした脱毛症を疑うべきでしょう。
しかし、脱毛の増加以外にも、様々な前兆や兆候といったものがあるのです。
AGAの前兆と思われる症状
- 抜け毛が急に増えた
- 全体的な髪のボリュームが減ってきた
- スタイリングがしにくくなった
- スタイリングがしやすくなった
- 分け目以外に割れ目が目立ってきた
- 髪の毛に癖が出てきた
- 全体的に髪の毛が細くなってきた
- 抜け毛が前よりも細い(抜け毛の質に要注意)
- 硬い毛よりも柔らかい毛が多い(硬毛と軟毛)
抜け毛が急に増える以外にも、AGAの前兆として考えられることは以外と多いのです。抜け毛が増える事と併せて、髪の毛の全体的なボリューム感が減ってくることも、毛が薄くなっていると気付く要因でしょう。
スタイリングに関しては、一見すれば関係なさそうに見えますが、それまで決まっていたスタイリングが、いつのタイミングからか、なかなか決まらないようになってきます。これは、髪の毛のボリュームが減ったことにより、今までどおりのヘアスタイルを維持する事が出来なくなっているのです。
反対に、髪の毛が少なくなってきたことで、今まで時間が掛かっていたスタイリングが、ばっちりと決まることもあります。これも、髪の毛が少なくなってしまったがために、少ない時間と整髪料でヘアスタイルを作る事ができるからなのです。
兆候や前兆が見られたらすぐに対策を
AGAの治療は出来るだけ早く行なうの中でも、AGAの治療はなるべく早く行なうことの必要性について書いています。ここでも説明しますが、発毛の仕組みに大きく関わっている「毛母細胞」には、再生回数の上限があり、その再生回数が残っているうちに、正しいAGA治療を行って髪の毛を生やしていくことが非常に重要です。
毛母細胞の再生回数が、残り僅かの時点でAGA治療を開始したとしても、おそらく満足のいく結果とはならないでしょう。先程も書いたような、AGAの兆候や前兆といったものを見逃さず、出来るだけ早く対策に乗り出すことが大切です。
毛母細胞の再生回数がまだ十分に残っていれば、頭皮ケアを行ない、ミノキシジルやフィナステリドといった育毛剤を使えば、薄くなってしまった毛髪を再び生やすことも可能なのです。
AGAの兆候としては、頭皮に赤み(炎症)が現れる場合もあります。詳細に関しては以下のページをご覧下さい。