リンス・トリートメント・コンディショナーの違い

一般的には、シャンプーの後にはリンスやコンディショナーを使用して、髪の毛の状態を整えます。しかし、リンス・トリートメント・コンディショナーでは、それぞれで微妙に効果や髪の毛に与える影響が違います。このページではその違いについて説明していきたいと思います。

リンス

最近では「リンス」と呼ばずに「コンディショナー」と呼ぶことが多くなってきましたが、リンスとコンディショナーでは微妙にその効果が違います。

以下はwikipediaのリンスの項目からの引用です。

「リンス」とは英語で「すすぐ」(rinse) の意味から来ている。製造技術が発達していない時代、シャンプーは石鹸に近いアルカリ性の成分だったため、洗髪後にアルカリ成分が付着しキューティクルが開いてしまい、これを中和するため最後に酸性の水溶液(クエン酸等)で髪をすすぐ必要があったことに由来する。その習慣から派生した日本特有の意味である。

元々は、アルカリ性に近かったシャンプーの成分を中和するために使われたのがリンスであり、キューティクルを保護する目的で利用されていました。

また、昔はシャンプーの粗悪さをごまかす為にリンスを使うこともありましたが、最近ではシャンプーの性能もかなり高まっていますので、現在はリンスはあまり利用されておらず、以下で紹介するトリートメントやコンディショナーの方が一般的となってきています。

リンスについてもう少し詳しく説明します。リンスは「髪の表面」だけに作用します。髪の毛の内部への干渉はありません。効果としては、リンスの成分(主に油分)で髪の毛の表面をカバーし、シャンプーの後の髪のきしみを防いで、手ざわりをよくすることができます。さらに、髪の毛からの水分の蒸発を防ぐこともできます。

トリートメント

リンスと同じ効果がありますが、リンスとは違って「毛髪の内部」に浸透します。そして、髪の毛にタンパク質成分等を浸透させ、ダメージ部分に栄養を補給する作用があります。

ここで勘違いしてほしくないのですが、髪の毛は「死んだ細胞の集まり」であって、髪の毛自体が生きているわけではありません。ここで言う「ダメージの回復」というのは、乾燥等によって剥がれてしまうキューティクルを保護し、髪の毛を元の状態(ダメージを受ける前の状態)に戻すという意味です。

なので、栄養を補給する、という表現も少しおかしいのですが、一般的にはそのように認知されていますので、当サイトでも「栄養を補給する」で統一しています。

コンディショナー

コンディショナー(ヘアコンディショナーとも)は、髪の表面をカバーするという点ではリンスに近い性質があります。しかし、リンスよりも髪の表面のコンディションを整える力が強く、リンスよりも高いサラサラの手触りを得ることが出来ます。

最近では、各メーカーもリンスのことをコンディショナーと呼んでおり、従来のリンスに比べても、毛髪保護という点に特化しています。

リンス(トリートメント)とコンディショナーの使い分けは?

リンスやコンディショナーは、毛髪の表面のみの作用し、髪の中までは成分は浸透しないので、ダメージヘアが気になる人はトリートメントを使うようにしましょう。

逆に言えば、通常のシャンプーで髪の毛に特にダメージが見られないのなら、リンスやトリートメントを使う必要は無いといえます。しかし、石鹸系のシャンプーを使っている場合は、洗いあがりがごわごわして気になるという場合と、アルカリ性となった毛髪を酸性に中和する目的も兼ねてリンス(コンディショナー)orトリートメントは行なったほうが良いんでしょう。

リンスやトリートメントを使う際の注意点

リンスやトリートメントを使う際に注意したいのが、洗った後のすすぎです。シャンプーでは、頭皮の油分や汚れをとるために、髪と毛穴の両方を洗うようにするものですが、リンスやトリートメントでは、同様の洗い方は控えるようにします。

なぜなら、毛穴にリンスやコンディショナーの油分が残ってしまうと、毛穴の詰まりを引き起こすだけでなく、頭皮に元々ある油分(皮脂)のバランスが崩れてしまいます。特に脂漏性脱毛症の人や、普段から頭皮が脂ぎっている人であれば、毛穴に液体が付着しないように気をつけましょう。

洗い方のコツとしては、リンスやトリートメントが頭皮に付着しないようにして、毛髪の中間から先端部分に馴染ませるようにします。そして、洗い流す際は頭皮にしっかりとお湯を当てて、頭皮に油分が残らないように洗い流してください。

ちなみに、リンスやトリートメントを暫く付けたままにする人もいますが、リンスはいくら時間を置いても髪の毛の内部に浸透することはないので、すぐに洗い流してください。逆に、トリートメントは内部にも浸透しますので、時間を置けばそれだけダメージケア効果が高まります。

リンスインシャンプーは使わない

これは個人的な意見も少し入ってしまうのですが、温泉が好きな人なら良く耳にする「リンスインシャンプー」、これはあまり使わないほうが良いでしょう。洗いあがりもなんだか中途半端で、洗う前よりも髪の毛がきしんだり指どおりが悪くなってしまう感じがします。もちろん個人差もあると思いますが・・・。

なにより、リンスとシャンプーは互いに相反する作用を頭皮や毛髪に及ぼします。シャンプーは毛髪を洗浄するものですが、トリートメントやコンディショナーは毛髪を保護します。リンスインシャンプーだと、その保護する成分を洗い流してしまうのでは?または、保護成分が汚れを流す妨げになるのでは?と考えてしまいますね。

どちらにしても、リンスインシャンプーを使った際は、頭皮に余計な油分が残っている可能性が高いので、お湯でしっかりと洗い流すようにしてください。

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