ハゲ予防と頭皮ケアは一切関係がない?いや、そんなことは無いだろうと・・・

愛読しているlivedoorNEWSで、なかなか過激な見出しとなる薄毛関連の記事が配信されていたので、ちょっとネタにしてみたいと思います。

ハゲ予防と頭皮ケアは一切関係がない? 我々が普段、何げなく受け止めてきた健康情報にミスリードやウソ、誤解が含まれている確率は決して低くはないという。巷にあふれる「健康情報のカラクリ」をSPA!取材班が追った。

◆薄毛の原因は遺伝のみ!企業の戦略に踊らされるな

「ハゲたくない」と薄毛対策にシコシコと精を出すサラリーマンは数知れない。頭皮マッサージや高価な薬用シャンプー、食事療法など、惜しみなく多大なコストと努力を費やすのは頭髪に悩みを抱える男の宿命ともいえる。しかし、日本の頭髪治療の第一人者である佐藤明男氏に聞くと、薄毛を解消する方法は一つしかないという。

http://news.livedoor.com/article/detail/9118493/

記事の全文はリンク先で見て頂くとして、当ブログでは記事の内容をかいつまみつつ、個人的な意見を添えてみたいと思います。

この記事は頭髪治療の第一人者である佐藤明男氏がインタビューに応える形でレポートされています。巷にあふれている薄毛対策の全てを否定する形からレポートは始まっています。お医者さんなので、民間療法的な対策には否定的になるのもうなずけますね。

薄毛の原因は遺伝のみ!企業の戦略に踊らされるな

知ってる人ならすぐにピンとくる一文ですね。男性の薄毛の原因として最も大きな要因は「男性型脱毛症(AGA)」であることは、医学的にも判明している事実です。AGA以外で異常脱毛が発生する疾患としては、神経性脱毛症(ストレス性脱毛症)脂漏性脱毛症等がありますが、AGAと違いこれらの異常脱毛は治療することが可能です。

しかし、AGAは遺伝が原因の脱毛症です。髪の毛がしっかりと成長する前に抜け落ちてしまう「体質」が遺伝することで引き起こされる異常脱毛がAGAなのですが、原因が遺伝である以上、「医学的な治療でなければ治すことはできない」というわけです。⇛AGAの原因

「薄毛の原因は遺伝のみ」というのは言い過ぎな気もしますが、現状で最も確実性の高い治療方法は、フィナステリドとミノキシジルの利用によるものです。他にも自毛植毛や毛髪再生医療といった治療法もありますが、上記で紹介している記事はあくまでもお医者さん目線なわけで、当然ですが「薄毛の改善は病院で」となるわけですね。

ただし、この記事の中では具体的な治療法については触れられていません。文中では「薬による治療しか無い」と書かれている程度です。そして、この薬はフィナステリド(またはミノキシジルタブレット)のことで間違いないと思いますが、フィナ&ミノキによる治療は、ずっと続けていく必要があります。自毛植毛や毛髪再生医療は手術を伴う方法ですし、保険が適応できないために自己負担額も大きくなってしまいます。

しかし、様々な理由によってそういった治療法を適応出来ない人は沢山いるわけで、育毛活動として敷居の低い頭皮マッサージや薬用シャンプー、育毛剤・育毛サプリの利用、健康療法が一般的に広く流布されるに至っていくわけです。

頭皮ケアなんて何ひとつ意味がない?

お医者さんが言うことなのでかなり信ぴょう性も高いのですが、個人的な意見としては意味が無いことは無いと思います。確かに頭皮ケアでAGAは治療することは出来ません。しかし、異常脱毛のスピードを緩やかにすることは可能じゃないかなと思います。

頭皮ケアには、頭皮マッサージや自分の頭皮に合ったシャンプーを利用する等、入浴に関する部分はもちろんなのですが、ストレスの軽減や食生活の改善、運動習慣の有無といった生活環境にも関係してくる部分です。体温を上げて血流を改善し、規則正しい生活とバランスのとれた食事を心がけることで、異常脱毛の本数を減らしたり、抜け落ちるスピードを緩やかにすることは出来るはずです。

紹介した記事の中では、「頭皮ケアを行っても意味が無いのでさっさと病院に来なさい」と読み取れる部分がありますが、治療を行いつつ、頭皮ケアにも気を配ることは必要ですよね。結果的に投薬治療の効果をアップさせることにも繋がりますし、体を健康的に保つ目的としても重要なポイントです。なので、ここはちょっとどうなんだろう・・・と思う箇所でもありました(笑)

ストレスでハゲるという科学的根拠はない?

本文中ではちゃんと「円形脱毛症は別」と書かれていますが、私は継続的なストレスは抜け毛に繋がると考えています。もちろん素人ながらに考えているだけであって、医学的な根拠は何もありません。

しかし、ストレスは体の様々な場所に悪影響を及ぼすもので、それは髪の毛にとっても例外ではありません。⇛ストレスによる脱毛

ストレスによって体が緊張状態に陥ることで、血流が悪化してしまいます。血流が悪くなれば、頭皮の血行も悪化します。頭皮の血流が悪くなれば毛根まで栄養が届きにくくなり、髪の毛を作り出す栄養素も足りなくなってしまいます。

また、日本は「食の欧米化」によって薄毛が加速したという調査報告もあります(世界で最も薄毛の国民はどこなのか?を参照)。日本は世界的な規模で見れば、薄毛率は低い方に属するのですが、それでも昔に比べて薄毛になった人の割合は年々増えています。

高カロリー・高脂質(さらには添加物の大量摂取)の食べ物に加えて、ストレス社会と言われるようになった現代日本の体質が薄毛人口を増加させているとすれば、「ストレスでハゲている」ことも可能性としては0では無いと考えています。

ワカメなどの海藻類は髪の毛にいいというのも真っ赤なウソ

これは私も調べたことがあるのですが、都市伝説的な噂かな?と捉えています。ただし、ワカメやひじき等の海藻類は栄養価が高く、バランスの良い食事を考えた上では是非とも一品に加えたい食材です。

バランスの良い食事でしっかりと各種の栄養素を摂っていれば、髪の毛の健康にもプラスに働きます。

バランスの取れた食事でAGAを改善する
バランスの良い食事とは?

整髪料が薄毛の原因になることはない?

毛が生えるための細胞は皮膚の下にあるので、整髪料が薄毛の原因になることはありません。髪の毛を染めるのもまったく問題ない。

素人的には、どちらも髪の毛&頭皮にすごく影響があるように感じますが、お医者さんの見解では問題が無いということです。が、私は整髪料は仕方ないにしても、髪の毛を染めることは絶対にしません。

頭皮や毛穴の構造を見てみると、髪の毛を作るための毛根は皮膚の奥の方にあります。ですが、髪の毛が生えてくるための通り道はあるわけで、少量ずつでもその隙間から成分が浸透していけば、毛根に何らかのダメージが発生するような気もします。この辺りは、言及しているお医者さんによっては影響があるという方もいますので、意見が別れるところではあるようです。

シャンプーは頭皮を洗うというのも間違い

ここは最初、意味がわからなかったのですが、「シャンプーでしっかりと頭皮を洗ってはいけない」ということですね。これには結構賛成ですが、シャンプーを利用しない「湯シャン」であれば、しっかりと頭皮を洗ったほうが良いと思います。

この後に続く文章で、

“朝シャン”はシャンプーを売りたい企業の戦略です。一日に2度も洗髪をしてはいけません

とありますが、この文章と併せて読み取れることは、「シャンプーはあまり使わないほうがいいよ」ということですね。

頭皮を洗いすぎると髪の毛が生えるために必要な角質などが取れて、薄毛を助長します。

こんな文章もありますが、この発言の意図は市販シャンプーの主成分 ラウリル硫酸Naとラウレス硫酸Naは悪なのか?を読んで頂くと察しやすいと思います。

結局は「お医者さんに相談」が一番?

今回紹介した記事では、最後にこう締めくくられています。

Q:では、なぜ薄毛にまつわるウソがこんなにも世間に流布しているのだろうか。
A:薄毛対策は、お金に糸目をつけずに投資する人が多い。企業がそんな大きな市場を見逃すわけがないということでしょうね

色々な業界を敵にまわしてまいそうな記事の〆方となっていますが、結局は「まずは病院で診察を受けて」ということですね。私もそう思いますし、病院でしっかりと検査を受ければ、異常脱毛がAGAによるものなのか、頭皮の炎症やその他の疾患が原因なのかをはっきりとさせることができます。

自分で行える育毛・発毛活動には限界があります。また、良かれと思って行っていたことが逆効果という場合もありますので、まずは病院で原因をはっきりとさせた上で、病院で治療するのか、自己流で薄毛を改善していくのかを選択すれば良いでしょう。

個人で行う薄毛治療はリスクも大きい

ちなみに自己流で薄毛改善に励んでいる人は沢山います。「育毛 ブログ」等で検索すれば、病院に通わずに自己流で薄毛改善を行っている人のブログも沢山出てきます。

しかし、個人で行う薄毛治療は完全に自己責任の上で行うことになりますし、万が一何かあったとしても誰にも責任を問うことは出来ません。通院の時間を短縮できることや価格的なメリットは大きなものではありますが、デメリットも確実に存在していますので、積極的にオススメできるものでは無いということを付け加えておきます。

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