自毛植毛は、男性型脱毛症診療ガイドラインの中で推奨度がB(行なうよう勧められる)に分類されています。このページでは、自毛植毛の基本からその種類等を紹介しています。
目次
まえがき
一般的な薄毛治療で最も効果的とされているのが、フィナステリドとミノキシジルが配合された育毛剤の利用です。ミノキシジルとフィナステリドは、日本皮膚科学会が発表した「男性型脱毛症診療ガイドライン」の報告書の中でも、「発毛効果が最も高い」と報告されている成分です。
そして、これらの育毛剤を使う以外で、一番効果が認められている方法が「自毛植毛」です。自毛植毛の歴史は古く、1939年に始めて自毛植毛の手法が発表されたのですが、その発表を行なったのが日本人の皮膚科医・奥田庄二医師だったのです。(詳しくはwikipedia 脱毛症 の項目にて)
その後、アメリカで進化した自毛植毛は、現在では様々な手法が考案されており、中には痛みを殆ど伴わないような手術方法も考案されています。
自毛植毛の最大のメリットは、髪の毛がまったく生えなくなってしまった箇所にも自分の髪の毛を生やすことが可能で、自分の髪の毛なので副作用的なマイナス面が少ないことが挙げられます。
しかし、その反面、手術を伴いますので、費用面や痛みを伴うデメリットも抱えているのです。