入浴後の水シャワーで薄毛・抜け毛を改善!(できるかも)

この記事が属するカテゴリを「AGAの正しい治療法」の中に含めるのはあまり正しくないのかもしれませんが、何らかの「改善」を期待することが出来るかもしれないので、今回はこのカテゴリに所属させることにしました。

さて、男性型脱毛症の治療とは言えないが「改善」や「進行の鈍化」はできるかもしれないその方法とは、最近ホットなキーワードとなりつつある「水シャワー」による薄毛・抜け毛対策です。

水シャワーで抜け毛を予防?

水シャワーと聞いてピンと来た方は、健康やアンチエイジングに興味を持っている方かもしれませんが、「50歳を超えても30代に見える生き方」の著者で、最近はTVでもお馴染みとなった南雲吉則先生が健康と若さを保つための日課として毎日行なっているのが、この水シャワーなのです。

南雲先生によれば、湯上りに水シャワーを行なうことで、健康面だけでなく抜け毛の予防にもなるんだとか。なんでも、南雲先生の父親や祖父が若ハゲだったらしく、将来的に自分も遺伝によって薄毛になる危険性が高いと感じたことから、対策の一つとして取り入れたのがこの水シャワーだったそうです。

なぜ湯上り後の水シャワーで抜け毛や薄毛の対策になるのか?動物は冬になると、寒さから身を守るために体毛を冬毛に生え変わらせますが、水のシャワーを浴びることによって、それと同じ事が人間の体(頭皮)でも起こるという理論を先生は述べられています。そして、実際に水シャワーを始めてからというもの、髪の毛が太くなって以前よりも髪の毛の量が増えたそうなのです。

確かに、南雲先生は56歳とは思えない程の髪の量がありますよね。先生はこの水シャワーによる健康法の他にも、食事や日々の生活習慣に関してもかなりストイックにされていますので、それらも総合的に影響して現在のドフサ状態に繋がっているとも考えられるのですが、それでもこの水シャワーに関する言及は、かなり興味深いものであると言えます。

冷え性を解消する温冷水浴と水シャワーの関係

しかし、頭皮に良い影響を与えようと考えた場合、頭皮の血行を良くして酸素や栄養素が頭皮に運ばれやすい環境を作ることが重要と考えると、頭皮を水シャワーによって冷やすことは、血流の改善に繋がらないのでは?と考えてしまいそうになりますが、実際にはそうではありませんよね。

私達の身近にある「冷やす」ことによる健康法としては、温泉等でも一般的となっている「温冷水浴」があります。これは、温泉と水風呂に交互に浸ることで、体の新陳代謝を高めて血の流れを良くするというものです。効能としては冷え性の改善といったものがありますが、水シャワーを行なうことで、この「温冷水浴」を行なっているのと同じ状態を作り上げることができているとも言えます。

温泉で温もった後に水風呂に入ったことがある方なら経験があると思いますが、水風呂に浸かって直ぐは「冷たい!」と感じるのですが、ジワジワと体の中から温まってくるような感覚の後、徐々に冷たいという感覚が薄れてきて水風呂が平気になってきます。

これは、体の表面が冷えることで、体の中では体内を温めようとして熱が作られます。そして、この熱が血流を良くして冷え性の改善に繋がっていると考えられているのですが、水シャワーでもこれと同じ状態が体の中で起こっていると南雲先生は語られています。

冷え性によって全身の血流が悪くなると、頭皮の血流も悪くなってしまい、髪の毛を作る細胞まで栄養素が回らなくなってしまいます。しかし、水シャワーによって冷え性が改善すれば、頭皮までしっかりと血液が流れるようになり、結果的に抜け毛予防に繋がるのではないかと考えられます。

また、皮膚は水や氷などに触れることで引き締まります。これは体内から熱を逃がさないようにするための変化なのですが、この引き締まりは毛穴でも起こるそうで、毛穴が閉まれば髪の毛も「キュッ」と締め付けられますので、物理的に抜け毛も減るのではないかと考えられています。

しかし、当然ながら皮膚はいつまでも引き締まっておらず、体温が回復すれば再び皮膚は元の状態に戻るわけですから、そのタイミングでまた毛は抜けてしまうことでしょう。それでも、一時的に抜け毛が減るという現象は、薄毛や抜け毛に悩む者にとっては嬉しい現象です。この引き締め効果が毛穴を強くするかもしれないと期待するには無理がありますが・・・。

今日から水シャワーデビューを果たす

現在は夏真っ盛りで、この水シャワーを行なうタイミングとしては最高だと思いますので、私も本日から水シャワーを行なってみることにします。水シャワーを浴びる時間としては、スッキリと気持ちが良い!という按配が丁度良いみたいなので、この記事を読んで同様に水シャワーを行なってみようと考える方は、体がガチガチに冷えて歯がカタカタ鳴るとかの無茶はしない様に気をつけてくださいね。

効果を体感できれば、頑張って冬にも実践して、ついでに健康体にもなってくれれば一石二鳥です。・・・いや、本来であればまずは健康あってのものなので、まずは健康体になるべく、日々の生活習慣も改善していく必要もありますね。まずは徹夜といった不規則な現状をまともにしなければ・・・。

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